【スタッフブログ】梅雨は日本の「雨季」なのか?

こんにちは、スタッフのM美です_(:3」∠)_

梅雨も近づいてきている影響か、雨模様が続いていますね。
今年の5月は快晴が数日しかないそうです…

さて、皆さんは雨季と梅雨の違いをご存知でしょうか?
私達の現地法人があるナイジェリアでは、よく雨の降る時期を「雨季」と表現します。

今回は「雨季」と「梅雨」の違いを紐解いていきます。

雨季という言葉の意味を考えてみましょう。
漠然と「雨が多い期間」だろうなあ…という感じですが、
実は「一年の中で比較して、降水量の多い一ヶ月間」と、ある程度の期間が決まっているそう。

ということは、台風などで雨の多い9月も雨季になるのでは…?

答えはイエスで、実際に一年間で最も降水量の多い時期は6月より9月なのです。
6月の雨季である梅雨と区別するために9月の雨季は「秋雨」と表す訳です。

………。

梅雨は雨季の一種なんだ。
と言われても、なんだかモヤモヤします。
私だけでしょうか。

そのモヤモヤの正体は「乾季」の存在にあるような気がします。

アフリカでは「サバナ気候」と呼ばれる気候ゆえ、雨季と乾季は明確な違いがあります。
気温は大差無いですが、乾季は砂漠からの砂も混じり、雨は全くと言っていいほど降りません。

日本では乾燥が厳しい冬ですら、雨や雪は結構な確率で降りますよね。
そう、日本には乾季と呼べる時期は存在しないのです。

ほとんどの場合乾季、雨季は対になって用いられます。
それゆえ、6月を雨季と呼ぶと違和感が生まれてしまうのですね。

つまり、日本の梅雨や秋雨は、
「降水量の増える一ヶ月間」という意味の雨季には当てはまるものの、
通常用いられる乾季の反対を表す意味としては正確では無いということになります。

なんだか煮え切らないジメジメした結果になってしまいましたが、梅雨は乾季のない日本特有の呼び方なんだな、と意識しながら生活できますね。

そしてアフリカでの雨季は、洪水などの水害が絶えません。
日本が台風などの経験で培った水害対策製品は、現地で非常に役に立ちそうですね。

こういった製品をお持ちの方や、貿易・物流のデジタル化にご興味のある方は、是非お気軽にお問い合わせくださいね!

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