【スタッフブログ】スイカ、数千年の経過

こんにちは!スタッフのM美です!

いよいよ夏本番ですね!
今年は梅雨が早く明けてハッピー!と思っていたのも束の間
7月中は結局梅雨と同じような天気だったのでぬか喜びでした…。

なんだか損した気分なので、今年の夏は絶対に満喫してやる!と
固く心に誓っております(`^´)

皆さん8月といえば何を思い浮かべますか?
花火ですか?それとも海?
バーベキューなんかもいいですね!

わたしが楽しむ前提でつい色々と上げてしまいましたが、
今回のテーマはズバリ「スイカ」です!
夏を過ごす上で絶対欠かせない風物詩のスイカですが
実はアフリカと深い関わりがあるってご存じでしたか??

スイカの起源がアフリカにあり、
地中海から欧州各地に広まっていったというのは
専門家の間でも共通認識なんだそう。

しかし驚くべきところはそこではありません!
実はアフリカ北部の国リビアでは
5000年前の集落から様々な果物の形跡とともに
スイカの種が見つかっているんです!!!

こうなると起源がアフリカにあることより
「そんなに前からあったの!?」ということの方が衝撃が大きいですよね(笑)

これは決してあいまいな記録ではなく、
3000~4000年以上前に作られたエジプトの墓でも発見されていたり、
壁画にも残されていることから
その歴史の古さは決定的なんです。
(なんとあのツタンカーメン王の墓からも見つかったとか!( ゚Д゚) )

しかしここで注意すべきはそのスイカの立ち位置です。
今でこそ赤く、甘くておいしいスイカが当たり前ですが、
それは品種改良のおかげ。
当時のスイカは固く、味も悪いものでした。

ではなぜアフリカでそれほど人気だったのか?
勘のいい方はお気づきかもしれませんね!
答えはその水分量の多さにあります。

スイカは保管方法次第で、数週間から数か月保存ができ、
その中身は水分たっぷり。
対してリビアやエジプトはほとんどが砂漠のため、
考えられないほど暑く、また乾燥します。
過酷な環境下ではオアシスを除けば、水分の「す」の字もありません…。
そんなアフリカで重宝されないわけがありませんよね!

お墓からスイカの遺物が見つかるのも
「これからの長旅の途中で水分が必要になるから」と当時の人が考えていたから
というのが理由だと考えられています。

一方数千年後の現在、アフリカの人々はスイカを食べるのでしょうか??
弊社ナイジェリア人スタッフに聞いてみたところ、
日本と同じように夏に食べる文化があるんだとか!

また現地の一部ショップにはショウガと混ぜたスムージーなんかもあるらしいですよ。
なんだか原宿とかにもありそうですね( *´艸`)

スイカが夏の風物詩というアフリカとの思わぬ共通点が見つかり、
アフリカと密にかかわるSTANDAGEのいちスタッフとしてなんだか嬉しいです!

STANDAGEではアフリカ向けを中心とした沢山の貿易のお手伝いをしています!
遠隔地域への食品の扱いも何度も経験していますので、
アフリカをはじめ海外に売り出したい製品がある企業様は
是非一度我々にご連絡ください!

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