2024.7.17
日本の技術で西アフリカの道路インフラ改善に寄与し更なる経済発展を促進
デジタル貿易プラットフォームの開発・提供を手がける株式会社STANDAGE(東京都港区、代表取締役社長:足立彰紀、以下スタンデージ)は、道路の舗装を主な事業とし、アスファルト合材製造、建材販売、技術試験業務などを手がける愛亀とともに、「西アフリカ(ナイジェリア国・ガーナ国)/道路維持補修一体化システム実証事業」が、グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査)に採択されました。本件についてはかねてより経済産業省が募集する令和4年度補正現地社会課題対応型FS補助金の委嘱先として取り組みを進めており、24年2月にはナイジェリア現地にて実証実験も実施しています。
■背景
日本の道路舗装率が約80%であるのに対し、アフリカは約20%にとどまっています。
アスファルトによる道路舗装がされていても、気温・気候や不十分なメンテナンスが原因で「ポットホール」と呼ばれる穴が髄所にみられるなど、アフリカでは道路の維持補修が課題となっています。
こうした課題を解決するため、2024年2月、ナイジェリアの都市ラゴスおよびアブジャにて、現地道路維持庁との共同セミナーの実施および愛亀の製品を用いた道路補修の実証を実施。ニーズの確認と現地政府の期待感を高めることに成功しました。
こうした昨年度までの取り組みを踏まえ、今年度の事業では西アフリカにおいて路面の調査・点検から補修工法の提案・施工までを一気通貫に実施する道路維持補修工法のデファクトスタンダード獲得を目指します。
愛亀とスタンデージは、西アフリカ地域の交通のハブとなることを目標に港湾の整備や幹線道路の拡充を進め、広域インフラ開発等に積極的に取り組んでいるガーナ・ナイジェリアへ浸透すべく、取り組みを継続してまいります。
■【参考】愛亀とスタンデージの連携と取り組みについて
スタンデージが株式会社愛亀とともに経済産業省の現地社会課題対応型FS補助金に採択 西アフリカ道路維持補修調査事業を実施(2023年8月8日公開)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000033629.html
日本の技術が西アフリカの道路を救う!愛亀とともに道路維持補修の現地実証を実施(2024年3月7日公開)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000033629.html
■愛亀について
1957年4月設立。愛媛県の建設業特に舗装業を主戦場として活躍している。その後、多様な会社を設立、禅譲されるなかで、現在はグループ企業12社を保有している。海外事業は当初より積極的に推進してきた。NASAをはじめとする滑走路の滑り抵抗調査など海外業務の実績も多数保有している。平成27を皮切りに、海外進出としてカンボジアに現地法人を設立。中央アジアに次ぐ進出先として西アフリカをターゲットとしている。経営理念「くじけず おごらず」をモットーに「インフラの町医者」として現地と弊社の継続的な発展を目指している。
設立1957年4月
代表者 代表取締役 西山 周
資本金 4,500万円
URL https://ikee.jp/
■スタンデージについて
2017年3月設立。同年12月にナイジェリアオフィスを設置し、21年にはケニア、南アフリカ、エジプトにも現地法人を設立。貿易の売り手と買い手のマッチングから、決済・ファイナンス、貨物配送に至る、全ての貿易業務を完結できるデジタル貿易総合サービス「デジトラッド」を提供。新興国との決済においてはブロックチェーンと暗号資産を活用し、安全・安価・迅速な支払いシステムを開発。商社機能×テックによって、国内の中小企業と全世界がシームレスにつながる社会の実現を目指す。
◇「デジトラッド」サービス公式サイト:https://standage.co.jp/digitrad
設立 2017年3月
代表者 代表取締役社長 足立 彰紀
資本金 6億856万8,500円(3億278万250円の資本準備金を含む)