株式会社マルトモ物産

干し椎茸を世界に届ける仕組み──九州の加工業者が選んだ「貿易の外注化」株式会社マルトモ物産 様

株式会社マルトモ物産は、干し椎茸をはじめとした農産加工品を扱う専門商社です。価格競争力と品質を両立させた商品展開に定評があり、全国の業務用需要にも応えています。国内市場での実績を背景に、次なる成長軸として海外展開を視野に入れ、『おまかせ貿易』の導入に至りました。

課題

  • 展示会出展後の実務負担と対応の煩雑化
  • 海外営業専任者不在による人手不足
  • ローカル市場へのアプローチ手段の不透明さ

現状

  • 商談から輸送まで一貫対応による業務効率化
  • アフリカ・オセアニア・インド等への販路拡大
  • 製造専念を可能にする営業活動のアウトソーシング

今回、STANDAGEのおまかせ貿易を導入することになったきっかけを教えていただけますか?

私たちは過去に、海外進出を視野に入れた他社のパッケージ型のサービスを利用していました。オンライン展示会のような形式で、現地のバイヤーとの出会いの場こそ得られましたが、そこから先の実務、つまり物流や商談のフォローアップ、現地対応といった本質的な部分についてはすべて自社で手配しなければなりませんでした。
私たちは製造業でありながら、海外営業の専任を置いているわけではなく、リソースにも限界があります。そうした中、「貿易業務をまるごと任せられるサービスがあれば」というニーズが常にありました。

そんな折、営業メールでSTANDAGEの『おまかせ貿易』の案内が届きました。商談から輸送、現地とのやりとりまで一貫して担ってくれる点がまさに求めていたものであり、迷うことなく導入を決めました。

具体的にどのような内容でしたか?

2023年夏頃に『おまかせ貿易』を導入してから、現在はアフリカ、オセアニア、さらにインドなど複数地域に向けてアプローチを続けています。STANDAGEの各担当者は、各市場の特性に応じた営業活動やリード獲得、さらには実務に至るまでを一括で担ってくれており、私たちは製造に専念できる体制が整っています。

「干し椎茸」という、扱う商材の特性上、取引先は専門性の高いプロフェッショナルが多く、商談成立には一定の時間と戦略が必要です。そのため、STANDAGEとの情報共有や意思決定の精度が非常に重要ですが、担当者の皆さんがミーティングや日頃の連絡を通じて、密なコミュニケーションを維持してくれているため、安心して任せることができています。

導入後、どのような効果が得られましたか?

私たちのように、海外展開のノウハウが乏しく、人的リソースも限られる企業にとって『おまかせ貿易』は最適解です。以前利用していたサービスと比べ、STANDAGEの提供するサービスは実質的なアウトソーシングに近く、費用面でも非常にコストパフォーマンスが高いと感じています。

たとえるなら、「貿易専任社員を一人雇ったような感覚」です。しかもそれが、実務だけでなく営業までカバーしてくれる――導入当初の期待は十分に満たされています。

今後、おまかせ貿易にはどのようなサポートを期待されていますか?

現在は、具体的な実績の創出を最優先の目標としています。どの市場にどのルートで展開すべきかといった検証も続けていますが、今後は数字としての成果を積み重ね、海外展開の確固たる基盤を築いていきたいと考えています。そのためSTANDAGEには、海外現地市場の一次情報の提供や戦略的リードの提案など、今後も積極的な主導を期待しています。

国産原木椎茸から菌床栽培椎茸まで、多彩な品種・サイズ・カット形態を取り揃え、お客様のニーズに合わせた最適な商品を提案している。

マルトモ物産 吉本様のコメント

これから貿易にチャレンジしようとする企業には、STANDAGEの『おまかせ貿易』は大きな後押しになると思います。特に私たちのように人的資源に限りがある中小メーカーにとっては、自社の負担を最小限に抑えながら海外進出の第一歩を踏み出せる点が魅力です。

※掲載内容は取材当時のものです。

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