テルヤ電機株式会社

電設資材商社が抱える海外進出の壁とその突破口テルヤ電機株式会社 様

大正13年創業、首都圏を中心に電設資材や制御機器の供給を担う専門商社・テルヤ電機株式会社。製品販売から設置工事まで一貫して対応し、3000社を超える取引先を有する同社は、次なる成長の一手として海外販路の開拓に着手しました。英語対応も輸出ノウハウもゼロからのスタート――そんな中、STANDAGEの『おまかせ貿易』が導入された背景とは何だったのでしょうか。

課題

  • 海外取引に必要な語学対応体制の不備
  • 輸出業務に関する実務ノウハウ不足
  • 海外展開に向けた初動の不透明感

現状

  • 専門スタッフによるきめ細かなサポート体制の確立
  • 社内における輸出業務への意識改革と浸透
  • 輸出業務の一部委託による業務負担軽減と安心感の獲得

今回、STANDAGEのおまかせ貿易を導入することになったきっかけを教えていただけますか?

私たちテルヤ電機は、制御部品や電材部品といった電気インフラに関連する製品を製造・販売しており、これまで国内市場を中心に事業を展開してきました。ですが、市場の拡大を目指すなかで、海外販路の開拓は避けて通れないと考えるようになりました。そんな折、大手流通プラットフォームに出店する話が持ち上がりました。とはいえ、海外の顧客からの英語での問い合わせ対応や、仮に商品が売れた場合の輸出業務には全く知見がありませんでした。

「そもそも何から始めればいいのか分からない」という不安の中、『おまかせ貿易』の存在を知りました。『おまかせ貿易』なら、輸出対応から英語の問い合わせ対応まで、専門知識がない私たちでも伴走してもらえる——このサポート体制が導入の決め手でした。

具体的にどのような内容でしたか?

導入後に最も価値を感じているのは、問い合わせ対応などのサポート体制です。英語での質問にどう返せばいいか分からない場面でも、STANDAGEの担当者が的確なアドバイスをくれることで、安心して海外とのやりとりに臨むことができています。例えば、「このような資料をください」「この内容を英語で返信してください」といった細かなやり取りに都度対応していただいています。

現在は、実際の商談成立にまでは至っていない段階ですが、初期段階の不安を払拭してくれる伴走型のサポートは、非常にありがたいと感じています。

導入後、どのような効果が得られましたか?

現在、私たちは「まずは貿易というものに慣れる」フェーズにあります。契約当初は、1~2年を目処に内製化を進め、将来的には自社単独でも海外との商談をこなせる体制を構築することを目指していました。

現段階ではまだその目標には届いていないものの、少しずつ営業体制の整備に取り組んでおり、社内でも「海外対応」に対する意識が芽生え始めています。STANDAGEが間に入ってくれていることで、直接海外のバイヤーとやり取りしなくて済む安心感も大きなメリットです。

今後、おまかせ貿易にはどのようなサポートを期待されていますか?

今後は、「どの商品が、どの国で、どのように売れるのか」という具体的なマーケティング提案も期待しています。例えば、「この地域ではこういった製品にニーズがあります」といった情報提供があれば、より戦略的にアプローチができるようになります。

また、当社は電材関連というニッチな分野を扱っているため、大手流通プラットフォームでの成功事例としてよく見かける「包丁」や「お茶」といった製品のように汎用性が高い商品とは異なります。だからこそ、自社製品にフィットした市場や国、顧客とのマッチング支援は今後の成長の鍵だと考えています。

テルヤ電機 和田様のコメント

「貿易を始めたいけれど、最初の一歩が分からない」——そんな企業には、STANDAGEの『おまかせ貿易』を強くおすすめしたいと思います。英語の問い合わせ対応から、輸出の段取りまで一貫して支援してくれる体制は、海外展開に不安を感じている企業にとって心強い存在です。

正直なところ、越境ECサイトに出店したからといって、すぐに売上が立つわけではありません。ですが、STANDAGEのサポートがあることで、未知の領域でも一歩を踏み出す勇気が得られます。そしてそれが、私たちのような中小企業にとっては、何よりも大きな価値なのです。

※掲載内容は取材当時のものです。

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