2021.7.9
こんにちは、スタッフのM美です(^^)
日本でも現在進行中の新型コロナウイルスのワクチン接種。
必要回数のワクチン接種完了率は、現時点(2021年7月7日時点)で、
アメリカは国民の47.9 %、イギリスは51%と進んでいる中、日本は15.2%と、先進7か国で最下位です。
では、アフリカはどうでしょうか?
アフリカの一部の国々では、6月中旬頃から感染流行第3波がきており、先週1週間当たりの新規感染者数は、なんとこれまでで最も多くなりました。
ユニセフ事務局長のヘンリエッタ・フォア氏も
「アフリカ諸国は、新型コロナワクチンを一刻も早く安価な価格で公平に入手する必要があります。ワクチンへのアクセスは不平等かつ不公平で、現在、アフリカ諸国の新型コロナワクチン接種率は人口の1%にも満たない状況です」
と述べています。
実際に、アフリカの主要な経済大国4カ国でも、現時点(2021年7月7日時点)でのワクチン接種率は以下の数字です。
▶アフリカ最大の経済大国のナイジェリアで、なんと0.66%
▶ケニア 1%
▶南アフリカ 0.82%
▶エジプト 0.95%
経済国であっても、どこも1%以下とかなり低いことが分かります。
日本も台湾やフィリピンにワクチン提供していますが、アフリカへもユニセフ(国連児童基金)などが、2022年末までにアフリカ連合(AU)の全加盟国55カ国に、ワクチン供給へ動いています。
アフリカ諸国の政府は限られた資源をコロナ対策に取られているため、各地でテロが活発化している傾向もあります。
一日でも早く、安心安全にアフリカへ出張に行ける日が来ますように。
そして、ナイジェリアのスタッフのみんなが健康で過ごせますように。
という、2日遅れの七夕の願い事をしておきます。