【スタッフブログ】アフリカでのビジネス、何語がメイン?

こんにちは、スタッフのM美です(^^)

中小企業の皆様が、アフリカに進出する際の不安点として挙げられるのは、”言語” の不安ではないでしょうか。

たくさんあるアフリカ諸国、もちろん各国で主要な言語は違います。
私が小さい頃は、アフリカといえばひとくくりで「ジャンボ!」(スワヒリ語)というイメージを持っておりました(^^;)

では実際、どの言語が多く使用されているのでしょうか?

実は、英語、フランス語、アラビア語の3つのいずれかが主要言語となっている国が多いんです!(スワヒリ語は意外と少ない。)
これには歴史が大きく関わっており、アフリカの多くの国は、かつて欧米各国の植民地支配の歴史があったため、言語もその影響を受けています。

例として、アフリカの主要国、4カ国を見てましょう!

当社オフィスのあるアフリカ最大の経済大国ナイジェリアは公用語が英語です。
イギリスに植民地として支配されていた背景から独立した現在でも、多くのナイジェリア人は英語を使っています。
ただ、ナイジェリアは多民族国家のため、存在する言語の数は方言も含めると、確認されているだけで500以上あると言われています。
主要民族であるハウサ語、ヨルバ語、イボ語の3民族言語は議会や公的機関での使用を認められています。
その他の多くの民族言語が各地域の初頭教育では使用されていますが、高等教育では、公用語である英語が使用されています。

ナイジェリアに続く経済大国である南アフリカは、世界で最も多くの公用語を持つ国で、その数なんと11言語!
英語、アフリカーンス語、バントゥー諸語(ズールー語、コサ語、北ソト語、ソト語、スワジ語、南ンデベレ語、ツォンガ語、ツワナ語、ヴェンダ語)の11言語が公用語です。
しかし、テレビやラジオ、新聞、学校教育、公的文書など多くの分野では、主に英語とアフリカーンス語の2つが使用されています。

東アフリカ地域の海運・空運の玄関口として地理的要衝を占めるケニアでは、公用語はスワヒリ語と英語の2つです。
ケニアもナイジェリアと同じく、かつてイギリスの植民地だった影響で、英語が広く普及しています。
また近年、英語教育にかなり力をいれており、学校教育においては、英語が使用されています。
ケニアの若者の多くは、日常会話として英語を使用するケースが増えてきており、新聞や雑誌、テレビでも英語が一般的に使用されています。

国土の約80%が砂漠のエジプトでは、公用語はアラビア語です。
しかし、エジプトは多くの観光客が訪れる観光立国のため、都市部や外国人観光客が利用するようなホテルやレストランなどでは英語も通用します。
ケニアと同様に英語教育も盛んで、駅名やスーパーなどでは、英語表記もされています。
世界で一番難しい言語ともいわれているアラビア語が公用語と聞くと、一瞬戸惑いますが英語が通じるところが多いので安心ですね。

このようにしてみると英語が幅広く使われているのが分かりますね。
全く知らない言語でのやりとりでなくて、安心した方も多いのではないでしょうか(^^)

もちろん英語が不安・・という方も大丈夫です!
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