【スタッフブログ】アフリカのほうが日本より進んでいるものとは?!

こんにちは、スタッフのM美です(^^)

本日12月10日はドローンの日。
近年、ドローンを活用した実証実験やサービスについてのニュースを多く見かけるようになりましたね!

日本でも国内の産業用ドローンの市場規模は、2019年の1,410億円から、2025年には6,427億円と、約4.5倍に急成長すると予測されています。(出典:ドローンビジネス調査報告書2020)
しかし、日本ではドローンへの規制が厳しいという法的な問題だけでなく技術的な課題も多く、現時点ではそこまで本格的な導入には至っていないのが現状です。

実は、ドローンに関してはアフリカのほうが実用化が進んでいます。

アフリカ ルワンダでは、米国の救命ベンチャーZipline社が輸血用の血液パックの輸送を、飛行機型のドローンで届ける医療サービスが展開しており、従来車で2時間かかっていた病院への血液の配送時間をわずか15分に短縮することに成功しました。

ルワンダでは、主要な道路は整備されていますが、農村部などは歩くことも困難なほど未舗装な道が多く、大雨が降るとぬかるんで車が通ることは難しいのが現状です。また、山や丘が多く高低差も激しいため、そもそも荷物を運ぶこと自体が容易ではありません。
さらに、血液を病院にストックしておく仕組みも不十分です。

そうした背景から、道路の状態に左右されないドローン配送が重宝されています。
現在では、ルワンダで必要な血液の約6割の輸血用血液パックをZipline社が配送しているそうです。
ルワンダ政府とも契約を結び、配送にともなう費用は保健省が負担するという、ルワンダには欠かせない存在となっています。

この事例のほかにも、アフリカでは、緊急時の支援や作物のモニタリング、これらのマッピング、災害対応などでもドローン技術が活用されています。

日本も法整備が進めば、街中でドローンを見かける日が来るかもしれませんね!

貿易・物流のデジタル化にご興味のある方は、是非お気軽にお問い合わせくださいね(*^^*)
▶お問い合わせはこちらから

▶アフリカビジネスのリアルな最前線を毎週お届けする「DiGiTRAD メルマガ」無料登録はこちら

Please follow and like us: