【スタッフブログ】アフリカでサブスクで提供されているあるものとは?

こんにちは、スタッフのM美です(^^)

近年、世界的に増えているサブスク事業。
音楽や映画などの動画配信、英会話教室やコーヒーを飲むのもサブスクの時代です。

実は、日本では当たり前のように使われているあれが、アフリカではサブスクで提供されているんです。

「空気で答えを出す会社、ダイキン」

あのダイキン工業社がアフリカのタンザニアでエアコンのサブスク事業を始めました、というCMをご覧になった方もいるのではないでしょうか?
M美も年末TVを観てたら、よくこのCMを目にし、アフリカで事業を展開する会社としてなんだか身近に感じました。

日本では、省エネ性能が高いインバータエアコンの普及率が100%です。
しかし一方で、アフリカ タンザニアでは、エアコンはまだまだ高価な商品で多くの人にとっては購入すること自体が難しい現状です。
購入できる人であっても、安価で省エネ性能が低いノンインバータエアコンが主流となっています。
しかも工事業者の修理技術が未成熟なため、故障したまま放置されてたり、省エネ性能が低いため電気代が高額になることも課題となっています。

そこでダイキン工業社が、東大発ベンチャーのWASSHA社と合弁会社「Baridi Baridi」を設立して始めたのが、エアコンのサブスクリプションサービスです。
ダイキン工業が持つ、省エネ性能の高いインバータエアコンを、ユーザーがスマートフォン経由で定額の使用料を支払うことで利用でき、本体代金はかからないので初期費用を抑えてエアコンを使うことができます。

また、この取り組みは、環境負荷低減へも貢献するとされています。
エアコン内部に充填されている地球温暖化にも影響がある冷媒ガスが、エアコンの廃棄時に大気中に放出されることが世界で広く問題となっていますが、
ダイキン工業社のビジネスモデルでは、Baridi Baridi社が空調機の取り外しにも責任を持つため、廃棄時に冷媒を適切に回収することで環境影響を抑制することができるんです。

発展途上国の課題解決と、環境負荷の低減にも貢献するという素晴らしい事業ですよね!

日本だとあるのが当たり前すぎて気づかないものが、海外では意外なところにビジネスの需要があるかもしれません。

貴社の製品ももしかしたら、海外で需要があるかも?!
もし輸出入でお困りのことやご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいね(*^^*)
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