スタンデージ運営の日本酒メイン越境EC「縁-YUKARI-」一般消費者向けサイトを公開

欧州やアメリカからオンラインで購入可能 定温航空輸送で2週間程度でお届け

 

デジタル貿易プラットフォームの開発・提供を手がける株式会社STANDAGE(東京都港区、代表取締役社長:足立彰紀、以下スタンデージ)は、2023年9月29日、輸出支援事業の一環として日本酒や日本産品を欧米の一般消費者向けに販売する越境ECサイト「縁-YUKARI-」を公開しました。「縁-YUKARI-」の法人(現地飲食店やホテルなど)向けサイトはすでに23年春頃より会員限定で運営を行っており、その一般消費者向け版として新たに公開したものです。
国内15を超える酒蔵の日本酒やリキュール類の取り扱いがあり、輸送にはスタンデージが構築した定温航空便による小口輸送網を活用。温度管理を徹底した状態で、注文から2週間程度で顧客の手元までお届けします。

 

スタンデージは2022年から、国内企業の輸出参入をすべて「まるなげ」で支援するパッケージサービス「デジトラッド」を提供しています。
その派生として、商材を日本酒や日本産品に、販路を欧米の飲食店などに絞った日本文化輸出特化プランの提供を22年末頃から開始し、23年春頃から販売プラットフォームとなる越境ECサイト「縁-YUKARI-」にて販売しています。
現在、フランスおよびイギリスを中心におよそ50の飲食店やホテルが会員として登録しており、23年5月にはパリとロンドンで現地飲食店関係者向けに試飲イベントを開催しました。

 

海外における日本酒人気は高まるばかりで、大手の酒蔵を中心に多くの銘柄が輸出されているものの、海上輸送のコンテナ内は30~40度近くになることもあり、特に欧米など輸送に数カ月を要する地域への輸出は、品質管理の面で課題がありました。
リーファーコンテナ(冷蔵)での輸出が一般的ですが、港に到着後の陸上輸送は現地の卸各社に一任されており、顧客の手元までのトレーサビリティが取れず、品質や商品にこだわりがあるからこそ、これを理由に輸出をためらう酒蔵も少なくありません。

 

スタンデージは日本酒の輸出支援事業を開始するにあたり、こうした課題を解決するため、パートナー会社とともに定温航空便を活用した新たな国際物流網を構築しました。
輸送には航空機を活用し、前後の陸送も含めすべての過程で定温を保つことを徹底。空港から顧客住所までの陸上輸送もすべて同じ輸送パートナーに委託することで、ドアtoドアのトレーサビリティを保証したうえで、注文から2週間以内で手元にお届けします。
尚、この物流網の構築は農林水産省の補助事業として取り組んでいるものです。

 

「縁-YUKARI-」はこれまで販売先を飲食店やホテルなどの法人に絞っていましたが、このたび欧米の一般消費者向けの販売も開始することとなり、一般消費者への販売に特化した越境ECサイトを立ち上げました。
法人向けと同じく、注文から2週間以内に、定温航空便にて顧客の手元までお届けします。

 

◇一般消費者向け日本酒越境EC「縁-YUKARI-」
https://japan-sake.org
※日本国内からのご購入はできかねますのでご注意ください。

 

スタンデージは今後も、すべての国がすべてのモノに平等にアクセスできる社会の実現を目指し、国内企業が規模や商材に関わらず自由に貿易に参入できるよう支援を行ってまいります。

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