2021.10.22
Hello, I'm staff member Mmi (^^)
「アフリカの年」という言葉を聞いたことはございますか?
アフリカの年とは、100年以上欧米諸国の植民地とされてきたアフリカの国々が一斉に独立を果たした1960年の有名な呼び方です。
なんとこの年だけで、アフリカ大陸で17カ国が独立国となりました。
このアフリカの独立の流れは、1960年12月の国連での「植民地独立付与宣言」の採択につながりました。
他国に支配されたり搾取されたりすることを否定し、人々が独立することは人種や信条に関わらない普遍の権利であることを認めた宣言です。
欧米などの少数の国が棄権をしたほかは全会一致で可決されました。
そして、国連発足当時は51カ国中、アフリカの国はたった4カ国でしたが、1960年に26カ国、現在では54カ国と、アフリカの国が最も多く国連に加盟しています。
ナイジェリアも今月10月1日がナショナルデーでしたが、独立した年は1960年「アフリカの年」でした。
昨年2020年は、ナイジェリア独立60周年であると同時に、日本とナイジェリアの外交関係樹立60周年でした✨
さらに、ナイジェリアに日本大使館が開設されて60年という記念すべき年でした。
多くのアフリカ諸国が「アフリカの年」である1960年に独立しましたが、その年のうちに日本が大使館を開設したのはナイジェリアだけなんです。
なんだかとてもご縁を感じますよね。
もちろん、独立は国家としての始まりにすきません。
民族分布を無視した人為的な国境線による独立後の国境紛争・部族紛争、インフラの未整備や教育の遅れなどからくる社会的に不安定な状況が今でも続いています。
豊かな資源があるにもかかわらず国民は貧しいままという矛盾した状況は今でも変わりません。
スタンデージは、そんなアフリカの状況をフィンテックやアグリテックなどいろいろな側面から解決しようと試みています。
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