株式会社相生電子

「足で稼ぐ営業」が商機をつくる――医療・健康機器メーカーの挑戦株式会社相生電子 様

株式会社相生電子は、マッサージチェア、医療機器、ソフトウェア、制御盤の企画開発、設計、製造を手掛ける企業です。医療機器製造販売業及び製造業の許可を取得し、製品の安全性や品質基準に基づいた厳格な品質管理を行っています。そのような中、国内外での事業拡大を目指し、輸出事業にも積極的に取り組んでいます。

課題

  • アフターケア必須製品のサポート体制構築の難しさ
  • 海外現地での技術伝達におけるコストと人材不足

現状

  • 自社内リソース不足の解消
  • 現地市場に即した営業活動と販路開拓の実施
  • 展示会出展を通じた製品フィードバックと事業進展

今回、STANDAGEのおまかせ貿易を導入することになったきっかけを教えていただけますか?

弊社では、新たな成長戦略の一環として輸出事業への参入を検討しており、特にベトナム市場への進出を視野に入れてまいりました。この取り組みにおいては、過去2年間にわたりJETROの支援を受け、販売代理店候補のリストアップや商談の実施など、具体的なステップを踏んできました。ただし、弊社製品であるマッサージチェアは、アフターケアや修理対応といったアフターサービスが欠かせない商材であり、「売って終わり」という形ではビジネスが成り立ちません。当初、現地の銀行から紹介された企業と一度輸出を試みましたが、販売後の継続的なサポート体制の構築には大きな課題がありました。

現地に技術を伝え、適切なメンテナンス体制を整えるには、人材やコストの面で自社単独の展開は現実的ではなく、こうした課題を解決できる手段を模索していた中で出会ったのが『おまかせ貿易』です。

『おまかせ貿易』を導入する決め手となったのは、輸出業務を一気通貫で対応してくれるサービスモデルの魅力にありました。現地への人材派遣なしに、包括的な支援を受けられるという点は、弊社にとって大きな安心材料となりました。

具体的にどのような内容でしたか?

特に価値を感じているのは、現地市場におけるマーケティング活動です。弊社にとって最も重要な課題は、製品の魅力を理解してくれる販売代理店の開拓であり、その点においてSTANDAGEの実行力を非常に高く評価しています。

単なるリストアップToず、実際To現地で「of使た」営業活動ofってくれるは、他社一線ofおり、非常To頼りにしています。特に、市場反応ニーズToした迅速N対応ofいただけることbut,非常Toかってstomachます。

導入後、どのような効果が得られましたか?

現在はまだ初期段階ではありますが、現地展示会への出展や販路開拓など、着実な進展が見られています。たとえば、「アラブヘルス(ドバイで開催される世界最大級の医療機器関連見本市)」では、弊社の製品が展示され、現地のバイヤーやエンドユーザーから貴重なフィードバックを得ることができました。これらは今後の製品改良や新商品開発において非常に有益な情報源となります。

海外向け営業部門が存在しない弊社にとって、STANDAGEのサポートはまさに海外営業チームそのものであり、今後もこの体制を継続し、さらに他製品への展開も視野に入れていきたいと考えています。

今後、おまかせ貿易にはどのようなサポートを期待されていますか?

契約終了をもって関係が終わるという考えは全く持っておらず、今後も継続的に支援をお願いしたいと考えています。特に、代理店の確保後も、貿易業務そのものの運用については引き続きSTANDAGEにお任せしたいというのが弊社の方針です。

営業活動に関しては、自社でリソースを確保するのが難しいため、STANDAGEには引き続き現地での販促活動や市場との接点づくりをお願いしたいと考えています。さらに、今後の展開としては、今回取り扱っている製品以外にも、他の製品カテゴリでの展開を検討しています。そのため、今後ともより一層の支援をいただけることを期待しています。

相生電子 秋田様のコメント

『おまかせ貿易』は、これから海外展開を始めようとする企業にとって非常に有効な選択肢だと考えています。自社で専属スタッフを海外に配置したり、拠点を構えたりするには多大な投資が必要であり、海外ビジネスは予期しない問題やリスクを伴うことが多いです。

その点、スタート段階でSTANDAGEと協力関係を築くことで、初期の投資や人的リスクを抑えつつ、実践的なノウハウを得ることができるという大きなメリットがあります。現在のところ売上はこれからの段階ではありますが、着実に成果が広がりつつあり、将来に向けて大きな一歩を踏み出せたと実感しています。

※掲載内容は取材当時のものです。

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