
海外進出への一歩を踏み出す!自動車部品メーカーが挑戦する積層造形技術での新市場開拓株式会社ハマダ工商 様
株式会社ハマダ工商は、自動車関連の樹脂部品や金型製品を手がける企業で、国内の大手自動車部品メーカーと取引をしています。しかし、売上の大半が国内に依存しており、新たな市場として海外展開の可能性を模索していました。STANDAGEの『おまかせ貿易』の導入により、その道が開けつつあります。
課題
- 海外市場に対するノウハウ不足
- 貿易実務遂行のための人材不足
- 新規市場開拓に対する不安とハードルの高さ
現状
- 海外ビジネスへの心理的距離縮小
- 商談時の現地バイヤーとの円滑なコミュニケーション支援の獲得
- 積層造形技術を活用した製品開発への着手(予定)
今回、STANDAGEのおまかせ貿易を導入することになったきっかけを教えていただけますか?
弊社は主に、自動車関連の樹脂部品や金型製品を手がけています。主力取引先には大手自動車部品メーカーなどがあり、堅実に事業を進めてきましたが、売上の大半が国内顧客に集中していたため、新たな市場として海外展開の可能性を模索していました。ちょうどその頃、積層造形(コンピューターで作ったデザインをもとに、材料を少しずつ積み重ねて立体的な物を作る方法)による部品製造が国内外で注目されており、「この技術が武器になるのではないか」という感触を持っていました。ところが、貿易実務や海外営業のノウハウが社内にないことが大きなハードルでした。
そんな中、展示会でSTANDAGEの『おまかせ貿易』をご紹介いただき、導入を決断しました。紹介という信頼性もありましたし、実際にSTANDAGEの担当者が名古屋まで足を運んでくれ、現地での打ち合わせも丁寧に対応してくれたことが導入の大きな決め手でした。
具体的にどのような内容でしたか?
『おまかせ貿易』はただの「輸出代行」ではありません。私たちの製品の魅力をきちんと翻訳・説明してくださり、海外バイヤーとの商談の場面でも隣でサポートしてもらえる。これは、言語の壁だけでなく、商習慣の違いという見えない障壁も取り払ってくれる大きな要素です。
例えば、日本で行われた商談会では、STANDAGEの担当者が同行し、現地のバイヤーと直接コミュニケーションをとる際に、製品の特徴や加工のこだわりを正確に伝えてくださいました。そのおかげで、初めての海外現地向けの商談であっても、私たち自身も落ち着いて臨むことができました。
導入後、どのような成果が得られましたか?
導入から半年ほどしか経っていないため、まだ実際の契約には至っていませんが、海外ビジネスへの心理的な距離が大きく縮まりました。「どう始めたらいいか分からない」という段階から、「次は何をすべきか?」という前向きな視点へとシフトできたことが、最大の成果だと感じています。現在、積層機の活用を本格化させるため、STANDAGEと進めているプロジェクトも動き始めています。この機械は愛知県内でも3台しかない希少な装置で、専用室に空調を整備するほどの設備投資をしておきながら、これまで十分に活用できていませんでした。
STANDAGEの支援を受けながら、この機械を海外マーケットに対しても積極的に提案していくことで、投資回収を果たすとともに新たな売上の柱を築いていきたいと考えています。
今後、おまかせ貿易にはどのようなサポートを期待されていますか?
弊社としては「『おまかせ貿易』導入価格以上の成果を出す」と明確な目標が設定されています。言い換えれば、それだけの価値を期待しての投資です。後は、より具体的な販売チャネルの開拓や、積層機を用いた新製品の輸出展開など、実利につながるフェーズに突入していく予定です。特に、海外との価格交渉や、輸送、在庫リスクといった実務面でも引き続きSTANDAGEの支援を期待しています。
限られた社内リソースの中で海外展開を実現するには、単なるアウトソースではなく、『おまかせ貿易』のように共に動いてくれる伴走者が必要不可欠です。
ハマダ工商 東原様のコメント
STANDAGEと出会い、実際に現地で商談を経験し海外バイヤーの生の声を聞く中で、「海外輸出をやってみよう」「いけるかもしれない」と思えるようになりました。何より、担当してくださっている皆さんがとにかく頭が良くて、こちらの疑問にも的確に答えてくれる。「任せても大丈夫」という信頼感があります。
次のステップとして、今後具体的な契約や取引を実現させ「数字や成果」に繋げるべく、引き続きSTANDAGEにはそのための積極的なサポートをお願いしたいです。