メーカーではないからこそ描けた、海外への新しい道株式会社太暘物産 様
太暘物産は、食品全般(一次産品・加工食品・飲料)を扱う企業です。自社で商品を製造するメーカーではなく、仕入れた商品を自社でパッケージし直して販売する、いわゆるリパックのスタイルを取っており、ゆずのホットソースや桜ゼリー、バウムクーヘンなど幅広い商品を展開しています。国内ではインバウンド需要の強い店舗への卸なども行ってきましたが、海外への直接輸出は初めての取り組みとして、2025年11月にSTANDAGEの『おまかせ貿易』を導入し、進めています。
課題
- 自社での海外輸出への対応体制・ノウハウが不足していた
- リパック企業ゆえ、輸出向け商品開発や規制対応への難しさを感じていた
- 販路開拓や物流パートナーの選定に関する知見が不足していた
現状
- ゆずのホットソース・桜ゼリーを中心にアメリカ・フランスへサンプル発送を開始
- 禁止成分の確認や物流パートナー選定などのサポートを受けながら商品選定を推進
- 他社商品も預かり輸出する新たな事業モデルの構築に着手
今回、STANDAGEのおまかせ貿易を導入することになったきっかけを教えていただけますか?
弊社はこれまで、輸出に関しては間接的な形でしか関わってきませんでした。国内の量販店経由でインバウンドのお客様に商品が渡っていくことはあっても、自社として海外に直接販売した実績はなかったんです。ただ、社内では以前から「もっと輸出に取り組みたい」という声があり、その意識は徐々に高まっていました。
一方で、弊社は自社で商品を製造しているメーカーではなく、仕入れた商品を包装し直して販売するリパックの会社です。輸出向けの商品を新たに作るとなると、設備投資も含めてハードルが高く、どう海外に向けて動けばいいのか、正直イメージが持てずにいました。
JETROさんに相談したり、輸出支援の研修に参加したりもしましたが、結局は自分たちで進めなければならない作業が多く、実行に移せる気がしませんでした。そんな中でSTANDAGEさんの取り組みを知り、話を聞きに行ったのが最初のきっかけです。
契約の決め手になったのは、自社だけでは難しい部分を一気通貫でサポートしてもらえる点でした。販路開拓や物流の手配は、知識がないとなかなか難しい領域です。専門の人材を採用するとなると採用コストもかかりますし、うまくいかなかった場合のリスクも大きい。そう考えたときに、費用対効果の面でも『おまかせ貿易』は納得できるものでした。
具体的にどのような内容でしたか?
弊社が今『おまかせ貿易』を通じて進めているのは、ゆずのホットソースと桜ゼリーを中心とした海外展開です。ゆずのホットソースはアメリカ向けにサンプルを発送し、桜ゼリーはフランス向けにサンプルを発送しています。香港からはおつまみ類について引き合いをいただいている段階です。

支援の中でとくに助かっているのは、禁止成分の確認や、商社・物流会社をどう選定すればいいかという判断の部分です。相見積もりを取る際も、知識がないと物流費の相場感がつかめず難しいところがあるので、そうした部分をサポートしてもらえるのは心強いです。担当者の対応にも満足していて、よく動いてもらっている印象があります。売上の実績についてはまだこれからの部分が大きいので、その点を担当者の評価に結び付けるのは違うかなと思っています。
導入後、どのような効果が得られましたか?
ゆずのホットソースはアメリカ向けに、桜ゼリーはフランス向けにサンプル発送まで進めることができました。香港からもおつまみ類について引き合いをいただいており、商品ごとに少しずつ海外との接点が生まれてきています。

また、銀行を通じたご縁から、他社の商品を預かって輸出するという新しい取り組みにも着手できました。輸出経験のある納豆メーカー様や、だしを扱う企業様とも話を進めているところです。弊社はもともと、インバウンド需要の強い店舗への卸を通じて海外のお客様の反応を肌で感じてきましたが、その感覚が生きる形で、こうした新しい事業機会にもつながってきていると感じています。
今後、おまかせ貿易にはどのようなサポートを期待されていますか?
売上が急に大きく伸びるものではないというのは理解していますし、できる範囲で自社としても引き続き取り組んでいきたいと思っています。担当者としても、このまま『おまかせ貿易』を続けていきたいという思いがあるので、継続していける仕組みづくりを一緒に進めていきたいです。
弊社は扱っている商品数が多いので、その中でも需要がありそうなもの、輸出に向いていそうなものから絞り込んでいくのが早いと考えています。今後は、子会社が手掛けているバウムクーヘンの輸出も進めていきたいですね。
株式会社太暘物産 生田様のコメント
弊社はいろいろな商品を扱っており、他社様とのつながりも持っています。余力のある企業様であれば、STANDAGEさんと直接取り組まれるのがいいと思いますが、実際はそうした余力を持てる企業様ばかりではありません。だからこそ、弊社のような立場でお役に立てる部分があると感じています。
商品選定やマーケティングについては、もともと甘く考えていたつもりはなかったのですが、今振り返るとやはり甘かった部分もあったと思います。国内の販売実績を見て「通用するのでは」と思っていたところもありましたが、実際にはそこまで簡単ではありませんでした。だからこそ、リスクヘッジとして『おまかせ貿易』を活用する意味があったと感じています。輸出は、何かあったときの備えとしても、根本的にはやっておいたほうがいいというのが私の考えです。
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