市場飽和の先にあった道――健康食品メーカー、海外への一手株式会社エヌ・エス・ケー 様

今回、STANDAGEのおまかせ貿易を導入することになったきっかけを教えていただけますか？

当社は健康食品・サプリメントの分野で、製品の開発から製造・販売までを一貫して手がけております。これまでは全国の相談薬局を中心としたチャネルを通じ、国内市場を主軸に事業を展開してきました。ですが近年、国内市場の成長鈍化に加え、大手企業の参入やドラッグストアとの競争激化により、売上の維持が年々困難になってきました。実際、相談薬局を通じた販売実績も減少傾向にあり、「このまま国内市場だけに依存するのは限界がある」という危機感を抱いていました。

そのような背景から、新たな販路として海外市場への展開を模索し始めました。2年ほど前からは大手BtoBプラットフォームも活用しましたが、オンライン掲載のみでは当社製品の特長や品質を十分に伝えることができず、実質的な成果には結びつきませんでした。

そうした中で出会ったのが、STANDAGEの『おまかせ貿易』です。とくに、現地にスタッフが在籍し、オンライン上でもスムーズにコミュニケーションが取れる体制が整っている点に大きな魅力を感じ、導入を決定しました。

具体的にどのような内容でしたか？

当社が最も重視しているのは「品質」です。健康食品という性質上、最終的に手に取る消費者に「安心・安全」を届けることは絶対条件です。こうした品質の高さをいかに現地市場に伝えていくかが最大の課題でした。STANDAGEには、海外での販促活動・PR活動をはじめ、各国で求められる法的手続き、文化・商習慣に配慮した情報発信まで、幅広くサポートいただいています。特に、英語での資料作成や各国の規制対応といった、自社では対応が難しい領域を一括でカバーしていただけるのは非常に心強いです。

また、各国の栄養・健康に関する正確な情報提供についても、当社の理念に共感して丁寧に対応してくださっており、大きな安心感を持って任せることができています。

導入後、どのような効果が得られましたか？

導入から間もないため、現時点では売上といった具体的な成果にはまだ至っていません。ですが、現地市場へのアプローチにおける明確な方向性が見えたことは、大きな成果だと捉えています。例えば、海外取引に必要な原料情報の提示方法や、現地パートナー企業との交渉の進め方など、これまで手探りだった部分に対して的確なアドバイスを得られるようになったことで、「何から始めればよいのか分からない」という不安は大きく軽減されました。

今後は、現地代理店契約を視野に入れたパートナー企業との接点も生まれており、売上貢献への期待も膨らんでいます。

今後、おまかせ貿易にはどのようなサポートを期待されていますか？

現在はようやくスタートラインに立った段階ですが、今後はSTANDAGEとともに、より本格的な海外市場の開拓を進めていきたいと考えています。特に期待しているのは、各国での販売パートナーとの接点づくりや、継続的な販促活動のサポートです。単発の取引にとどまらず、長期的な信頼関係を築きながら、安定した販路の確立を目指しています。

エヌ・エス・ケー 矢島様のコメント

導入から日が浅いため、実績としてはこれからという段階ですが、STANDAGEの『おまかせ貿易』は、海外展開に不慣れな中小企業にとって非常に心強い存在です。海外ビジネスには、商習慣や規制など、日本とは異なる多くの壁があります。そうした中で、必要な情報提供や実務支援を一貫して担ってくれるパートナーがいることで、海外展開に対する心理的ハードルは大きく下がります。

これから海外展開を検討されている企業様には、ぜひ一度『おまかせ貿易』のサポート内容をご覧になることをお勧めします。特に経験の浅い企業こそ、こうした「伴走型」の支援が必要であると、私たちは実感しています。