
“挑戦したい”を“挑戦できる”に変えた瞬間――食品老舗が踏み出した海外展開の第一歩浜弥鰹節株式会社 様
浜弥鰹節株式会社は、国内を中心に高品質な鰹節製品を展開してきた老舗の食品メーカーです。伝統的な製法にこだわりつつも、新たな市場への挑戦を模索していました。そんな中、『おまかせ貿易』を通じて初めての海外進出に挑むことになりました。
課題
- 輸出に関する専門知識や実務ノウハウの不足
- 現地取引における言語・決済・物流の複雑性への対応
- 過去の輸出取引経験に基づく代金未回収リスクへの懸念
現状
- 展示会出展を通じた海外販路開拓の実現
- 商談後のリードフォローまで担う伴走型支援の獲得
- 社内に広がる前向きな海外展開への意識変革
今回、STANDAGEのおまかせ貿易を導入することになったきっかけを教えていただけますか?
私たちはこれまで、国内を中心に食品関連事業を展開してきました。長年にわたり、製品の品質やブランド力を育んでいく中で、「いつかは海外市場にも挑戦したい」という思いは常に胸にありました。しかし実際に一歩を踏み出そうとすると、貿易に関する知識や実務経験の不足が大きな壁となり、なかなか具体的なアクションにつながらない状況が続いていました。
過去には、シンガポールの飲食店から輸出依頼を受けた経験もあります。ですが、港への納品手配、現地仕様に合わせたシール貼付、配送手段の選定など、細部にわたる要求への対応に追われた結果、残念ながら代金未回収というトラブルに発展。言語、決済、関税といった多面的な課題の重さを、身をもって実感しました。
そのような中で、「海外展開のファーストステップをいかに踏み出すか」が、私たちにとって最大のテーマとなっていました。そんな折、2024年6月に大阪で開催された「海外ビジネスEXPO」に参加し、STANDAGEの提供する『おまかせ貿易』と出会います。数ある出展企業の中でも、同社のキャッチコピーやセミナー内容に強く惹かれ、当日のプレゼンテーションで担当者が示した高い専門性と明快な回答力に「ここなら任せられる」と確信しました。
具体的にどのような内容でしたか?
STANDAGEには、初の海外展示会出展の段階から、事後のフォローアップに至るまで、一貫した支援を提供していただきました。言語対応、人員リソース、費用面の不安といった懸念材料に対して、「まるごと任せられる」体制は、非常に心強いものでした。
国内展示会では、準備段階から当日、さらには事後対応に至るまで、人的・時間的な負荷が重くのしかかり、成果を十分に生かせないケースが少なくありません。その点、STANDAGEはリード管理から商談機会の創出まで、実務レベルで細やかに対応してくれる。特に展示会後のフォローアップにおける手厚い支援は、社内の負担を大きく軽減してくれましたと感じています。
導入後、どのような成果が得られましたか?
展示会出展を通じた海外展開の第一歩を、まさに「おまかせ」の形で実現できたことは、我が社にとって大きな成果です。貿易の専門知識と現場で培ったノウハウに基づくサポートにより、これまで「ハードルが高い」と感じていた輸出業務が、具体的かつ現実的なビジネスチャレンジとして前に進むようになりました。
また、人的リソースや海外経験の不足から消極的になりがちだった社内にも、STANDAGEの並走により前向きな意識が芽生えつつあります。今では、「さらに広い海外市場に挑戦したい」という機運が社内で高まりつつあるのを実感しています。
今後、おまかせ貿易にはどのようなサポートを期待されていますか?
現在は、シンガポールに続く展開先として、タイ市場への進出を計画中です。将来的には、アジア諸国にとどまらず、米国市場へのアプローチも視野に入れています。直近では、10カ国への輸出展開を見据えた準備を進めています。
今後もSTANDAGEには、市場ごとの分析や戦略設計はもちろん、現地での販路開拓や商談創出に至るまで、伴走型の支援を期待しています。我が社の海外展開において、欠かせないパートナーです。

浜弥鰹節 木村様のコメント
海外市場に挑む必要性は以前から感じていたものの、何から手をつけていいのか分からず、長らく足踏みをしていました。STANDAGEは、そうした私たちにとって最初の一歩を共に歩んでくれる存在です。展示会の準備から当日の運営、事後のリードフォロー、さらには現地での商談創出まで、一貫して任せられる体制は、限られたリソースで挑戦する企業にとって非常に価値があります。
貿易の専門性はもちろん、マーケティングやプロモーションに対する理解も深く、製品をどのように魅せるかについても的確な提案をいただきました。『おまかせ貿易』という名にふさわしい、信頼できるパートナーだと実感しています。