株式会社CAVIC

高級食材メーカーが挑んだ“輸出の壁”——海外展開の現実と突破口株式会社CAVIC 様

瀬戸内の自然豊かな地・東かがわ市引田で、清らかな天然水と7年の歳月をかけて育てたチョウザメの卵。その卵から非加熱・低塩分で仕上げた「ピュアキャビア」を手がけるのが株式会社CAVICです。まろやかな旨みと、とろける食感が特徴のそのキャビアが国内外で注目を集める一方、海外展開においては輸出実務の煩雑さや専門人材の不在が課題になっていました。そんな中、同社が出会ったのが、STANDAGEの『おまかせ貿易』でした。

課題

  • 輸出実務に精通した人材の不在
  • 担当者のリソース不足による業務の停滞
  • 海外市場開拓に向けた戦略不在

現状

  • 輸出業務の外部委託による負担軽減
  • 海外営業・販促を含む一貫支援の実施
  • 中長期的売上回収を見据えた目標設計

今回、STANDAGEのおまかせ貿易を導入することになったきっかけを教えていただけますか?

私たちはもともと自社で海外展開に取り組んでいましたが、社内には輸出業務に精通した人材がいない上、そもそも誰がその業務を担当するのかという人手不足の課題も抱えていました。そのような状況下で、海外市場への本格的なチャレンジが思うように進まない状況が続いていたのが実情です。試行錯誤を重ねる中で銀行からご紹介いただいたのが、STANDAGEの『おまかせ貿易』でした。

「現地での輸出実務をパートナーとして担ってくれる」という点が心強く、私たちが直面していた課題にピンポイントで応えてくれるサービスだと感じたことが、導入を決めた大きな理由です。

キャビアの加工場には廃校となった校舎を活用している

具体的にどのような内容でしたか?

現在、STANDAGEに最も価値を感じているのは、輸出実務だけではなく、海外での営業活動や販促・PRまで一貫して支援していただける点です。

自社で輸出に取り組もうとしていた時期は、製品を出した後の販促や現地での営業活動までは手が回らず、正直なところ、“担当者が一人では限界”という状況でした。そうした実務負担を軽減しつつ、現地市場への浸透を図れるような取り組みを伴走してもらえるのは、非常にありがたいと感じています。

株式会社CAVICの「瀬戸内キャビア」

導入後、どのような効果が得られましたか?

現時点では、まだ導入直後ということもあり、大きな成果としてはこれからに期待という段階ですが、目標としては「導入にかけたコストと同額の売上回収」をまずは第一ステップとしています。

売上という明確な数字に結びつけるには時間がかかることも理解していますが、STANDAGEにはその数値的な成果に直結するような、具体的な提案や支援を今後も期待しています。

今後、おまかせ貿易にはどのようなサポートを期待されていますか?

より一層「成果につながるアクション」を明確にしていただけるとありがたいです。売上や販路拡大といったKPIに結びつくような動きを、STANDAGEと二人三脚で進めていきたいと考えています。

CAVIC 板坂様のコメント

『おまかせ貿易』は、単なる貿易代行ではなく、「海外展開に挑戦したいけれど、何から始めればよいのか分からない」と悩んでいた私たちにとって、とても心強いサービスでした。実際にSTANDAGEとご一緒することで、社内に専門人材がいなくても、スムーズに海外への出荷体制を整えることができました。

さらに、営業支援や販促なども含めて、必要な部分をまとめてサポートしていただける点は大きな魅力です。まだこれから実績を積み上げていく段階ではありますが、「挑戦するきっかけを与えてくれる存在」であることは間違いありません。今後、海外市場を視野に入れている企業の方には、ぜひ一度相談してみてほしいと思います。

※掲載内容は取材当時のものです。

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