「自分たちには無理かも…」を変えた“健康”中小企業の海外挑戦昭和製薬株式会社 様

今回、STANDAGEのおまかせ貿易を導入することになったきっかけを教えていただけますか？

私たち昭和製薬にとって、長年「海外展開」は大きな課題でした。最大のネックは、リソース不足です。海外販路の開拓を担う専任の人材がおらず、語学力や国際ビジネスの知識も十分ではありません。通常業務との兼務で進めていたため、対応にはどうしても限界がありました。加えて、輸出入に関わる法規制や現地のマーケティング情報についても信頼できる情報源がなく、現地に足を運んでの営業活動も困難でした。そのため、SNSやメールでのやりとりに頼るしかなく、どうしても実行力や信頼性に欠ける状況が続いていたのが実情です。

そんな中、自治体が主催する海外展開支援セミナーに参加した際に出会ったのが、STANDAGEの『おまかせ貿易』でした。アフリカをはじめとした新興国市場にも対応しているという実績に惹かれ、「自分たちでは手が届かない部分を任せられる」と感じたことが導入の決め手となりました。特に、従来は決済手段の壁などで取りこぼしていたビジネスチャンスにしっかり対応できる点に大きな期待を寄せました。

具体的にどのような内容でしたか？

導入後まず驚いたのは、私たちだけでは思いつかなかった方法で成果を狙うアプローチがあったことです。具体的には、現地のインフルエンサーを活用したプロモーション活動等です。私たちでは、どこにどうアプローチすればお客様を獲得できるのかすら見えておらず、まったく手が出せない領域でした。

加えて、STANDAGEが実際に現地で営業活動を行ってくれていることも非常に心強いです。現地のマーケティング事情に即した戦略の立案から実行まで一貫して対応してもらえる点は、他のサービスにはない大きな強みだと感じています。

導入後、どのような効果が得られましたか？

一番の成果は、「これまで挑戦すらできなかった海外市場に、一歩踏み出すことができた」ことです。導入当初は不安もありましたが、実際に動き出してみると、自社製品を継続的に購入してくれそうな顧客との関係構築が見えてきました。

当社は医薬品メーカーですが、既存製品の輸出だけでなく、OEMによる商品開発にも対応しています。今回の取り組みを通じて、現地企業と連携しながら市場ニーズに合わせた製品開発を行うといった、新たなビジネスの方向性も見えてきました。

今後、おまかせ貿易にはどのようなサポートを期待されていますか？

今後は、年間売上1,000万円規模の海外事業を目指しています。そのためには、現地市場の動向をいち早く把握できるような一次情報の提供と、それに基づいた具体的なアクションプランの提案を、引き続きSTANDAGEに期待しています。

単に情報を提供するだけでなく、「では、次に何をすべきか」が明確になるような提案をしてもらえることが、私たちのような中小企業にとっては非常にありがたいです。

昭和製薬 荒尾様のコメント

『おまかせ貿易』は、これから海外進出を検討している企業にとって非常に有用なサービスだと思います。特に、私たちのような食品や医薬品関連の企業にとっては、輸出に際して必要なドキュメントの整備や規制対応、さらには補助金の活用など、多岐にわたる作業が求められます。これらをすべて自社でこなすのは、ほぼ不可能に近いのが実情です。

そうした煩雑な業務をSTANDAGEがすべて引き受けてくれるため、非常に頼りになるパートナーだと感じています。これから海外展開を検討している企業の皆様には、まずは一度相談してみることをおすすめします。手探りで動くよりも、信頼できる専門パートナーと組むことで、貿易という高いハードルを着実に乗り越えることができるはずです。