有限会社エッグセンターヤマテ

日本の希少卵で勝負する——養鶏企業のグローバルチャレンジ有限会社エッグセンターヤマテ 様

有限会社エッグセンターヤマテは、純国産鶏「もみじ」が産むブランド卵『もみじたまご』を販売する卸売企業です。味わいの濃さ、美しい見た目、そして徹底した品質管理による安全性が評価され、国内市場で着実に支持を集めてきました。しかし、少子高齢化と市場の縮小という構造的課題を受け、同社は次なる成長の柱として海外輸出への挑戦を決断。日本品質の卵を世界へ届けるため、STANDAGEの『おまかせ貿易』を導入しました。

課題

  • 国内需要減少による成長戦略の再構築
  • 海外輸出に必要な実務知識と人材の不足
  • 外部主導から内製主導へのシフト

現状

  • 英語商談代行による海外営業活動の推進
  • 現地市場ニーズを踏まえた商談戦略の構築
  • 自社での輸出ノウハウ蓄積に向けた体制整備

今回、STANDAGEのおまかせ貿易を導入することになったきっかけを教えていただけますか?

日本国内市場の縮小が進む中、私たちも例外ではなく、年々激化する価格競争によって利益が圧迫されていました。国内での販売だけでは持続的な成長が見込めず、「次のステージ」として海外市場への進出を検討し始めていました。ですが、海外販路の開拓は一筋縄ではいきません。既存の商社を通じた輸出では、価格競争の延長線にある上、自社内にノウハウを蓄積することが難しいというジレンマがありました。そこで注目したのが、STANDAGEの『おまかせ貿易』です。

「海外との取引をまずは任せながら、その後は自社でも対応できる体制を整えていきたい」という私たちの考えと、『おまかせ貿易』のサービス設計が合致したことが、導入を決めた大きな理由です。

具体的にどのような内容でしたか?

導入後、最も大きな価値を感じているのは、STANDAGEによる海外営業活動の代行支援です。具体的には、現地企業とのマッチング、英語での商談、条件交渉など、自社単独では難易度が高い業務を包括的にサポートしていただいています。

また、STANDAGEが持つ現地ネットワークを活用し、海外市場の実情や商習慣に基づいた情報提供を受けられる点も非常に心強いと感じています。単なる翻訳や通訳ではなく、「どう売るか」「どこに売れるか」という戦略的なアドバイスをいただけるのは、現地に根差した体制を持つSTANDAGEならではの強みです。

導入後、どのような効果が得られましたか?

まだ輸出は本格稼働していない段階ですが、海外展開の土台作りは着実に進んでいます。現在は、信頼できる取引先との契約締結を実現すべく、動きを進めているところです。

将来的には、これらの経験を通じて、自社内で貿易業務を遂行できる体制を構築することを目指しています。最初からすべてを内製化するのは現実的ではありませんが、『おまかせ貿易』を足がかりに、段階的にノウハウを蓄積していくことで、持続可能な海外ビジネスを築いていきたいと考えています。

今後、おまかせ貿易にはどのようなサポートを期待されていますか?

現時点では輸出可能な地域限定的なため、今後はシンガポール等への展開も視野に入れています。そのためには、各国の法規制や輸出入条件の壁を乗り越える必要がありますが、STANDAGEには今後も、こうしたハードルを越えるための情報提供と営業支援を期待しています。

特に、「粗利がしっかり確保できる取引先の開拓」や「収益性のある輸出スキームの構築」においては、引き続き心強いパートナーであり続けてほしいと考えています。

『もみじたまご』は、日本生まれ日本育ちの純国産鶏『もみじ』が産んだ希少な国産卵。日本人の味覚に合った濃厚な旨みが特長で、オムレツや卵焼きで真価を発揮する。

エッグセンターヤマテ 山手様のコメント

『おまかせ貿易』は、初めて海外展開に挑戦する企業にとって非常に頼れる存在です.自社で対応しきれない契約交渉や現地とのやりとりをプロの視点でサポートしてくれるため、リスクを最小限に抑えながら第一歩を踏み出すことができます。

また、STANDAGEは世界各地に拠点を持っており、特定のエリア限定されず、将来的な多地域展開も見据えた支援が受けられる点も大きな魅力です。海外展開に不安を抱えている企業様には、ぜひ一度相談してみることをおすすめしたいですね。

※掲載内容は取材当時のものです。

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