株式会社ゆかり

「味」と「縁」を世界に届ける――老舗お好み焼チェーン、現地密着型輸出支援で市場を開拓株式会社ゆかり 様

昭和25年の創業以来、「人の縁」と「食の感動」を届けてきたお好み焼チェーン・株式会社ゆかり。大阪を拠点に全国へと展開する同社は、令和4年に輸出事業へ本格参入。伝統の味を世界へ広げるべく、STANDAGEの『おまかせ貿易』を導入し、新たな挑戦を開始しました。

課題

  • 新規進出国における市場ニーズの把握困難
  • 現地販促活動に必要なリソース不在
  • 海外営業・展示会運営の実行体制構築の未整備

現状

  • 海外展示会を起点とした販路開拓の加速
  • 国別市場適性に基づく輸出戦略の再構築
  • 販売チャネルの多角化と収益機会の増大

今回、STANDAGEのおまかせ貿易を導入することになったきっかけを教えていただけますか?

私たちはこれまでにも独自に輸出事業を展開していましたが、対象国の拡大に伴い、現地の市場情報の取得や、展示会出展といった現地での販促活動に課題を感じるようになっていました。特に、新たに進出を検討していた国々では、市場ニーズの把握や販売チャネルの構築など、実務面でのハードルが高く、社内リソースだけでは限界があると感じていました。

複数の貿易支援サービスを比較検討する中で、STANDAGEの『おまかせ貿易』は、単なる事務的な代行にとどまらず、展示会出展や現地営業といった実行力のある支援を行っている点に大きな魅力を感じました。まさに、当社が求めていた「現場で動けるパートナー」として、導入を決断しました。

具体的にどのような内容でしたか?

STANDAGEに依頼して、最も価値を実感しているのは、海外現地での展示会出展を含む実地支援です。私たちにとって、展示会は新規市場開拓における最前線。現地の展示会への出展から、バイヤーとの商談アレンジ、市場の反応のフィードバックまで、総合的に伴走してくれる体制は、他社にはない強みだと感じています。

また、定例ミーティングや専任担当者との密なコミュニケーションにより、常にプロジェクトの進捗状況を把握できる点も安心材料です。特に、私たちの製品が「どの国・地域に適しているか」という観点からの提案は、社内では得られなかった視点であり、大きな気づきを与えてくれました。

導入後、どのような効果が得られましたか?

導入以降、私たちの輸出展開は確実に広がりを見せています。これまで進出が難しかった地域においても、STANDAGEの支援を受けることで、現地の販路開拓や顧客接点の創出が進み、目に見える成果が表れはじめています。

現時点での輸出国数も拡大しており、STANDAGEのネットワークと実行力を活かした展開により、売上・利益の両面での成長が期待できる状況です。今後もこの取り組みを継続することで、自社単独では到達できなかった新市場の開拓が加速していくと考えています。

今後、おまかせ貿易にはどのようなサポートを期待されていますか?

今後は、さらなる成果創出に向けて、「商品と市場のマッチング精度」の向上を期待しています。どの地域にどの商品を投入するべきか――そうした戦略判断に対して、より踏み込んだ分析と提案をいただけると、意思決定の精度も高まると考えています。

ケーキ用の特等粉を使ったふっくら生地に、旨み濃厚な洋食仕込みの特製ソースとヨード卵光、国産キャベツ、オリジナル麺、店舗仕込みの出汁を重ねた、大阪の粋とこだわりが詰まった“ごちそうお好み焼き”。

ゆかり 山下様のコメント

輸出の経験がある企業であっても、対象国の拡大や新市場への挑戦となると、現地対応のリソース確保や情報収集に限界を感じる場面が少なくありません。私たちもまさにそのような状況でした。『おまかせ貿易』は、そうした課題を解決してくれる実行力のある支援サービスです。

海外販路の開拓を検討している企業にとって、「信頼できる現地パートナー」として強く推薦できる存在です。

※掲載内容は取材当時のものです。

Making trade freer and easier

For trade-related inquiries, please contact us here.